TRAVEL

7/8 サイパン

青く光るグロット洞窟でスノーケリング。岩にドーンと波がぶつかる。海蝕洞というらしい。

歩いて岩場へおりて。3メートルジャンプでスタート。現地ガイドさん必須です。

写真はガイドさんが撮ってくれて、最後に購入するパターン。このガイドさんが私を入れてカメラに収めたいベストの構図がいくつかあって、その為にけっこうな運動を強いられる。

「ここに魚いるよ」「ゴーグル上げて写真」「下むいて潜って写真」「こっちに泳いで写真」「空気の輪をつくるから潜って写真」と、ずっと誘導されて、ふと襲ってくる洞窟の恐怖を感じなくて済んだ。

予約時にホテルの前まで迎えに来ると確認していたのに、当日来なくて、電話したら「大きなホテルまで来てるからそこへ向かってくれ」と歩かされ。事務系スタッフがダメで不安だったが、体力系のガイドスタッフの素潜りスキルが頼もしくて良かった。

ドライブコースで丘を越えて、バードアイランドへ。見晴らしのよい場所へ降りて、登って戻ってくる。

ラストコマンドポスト、スーサイドグリフ。来る前に読んできた本、菅野静子著『戦火と死の島に生きる 太平洋戦・サイパン島全滅の記録』。

にわかにでも勉強のつもりで読んできてよかった。筆者が少女の頃、家族で移民した生活。戦争の激化とともに野戦病院の志願看護婦になった日々の経過。兄が戦車乗りで亡くなった姿を確認したこと。体験記として読み継がれる本だと思う。
サイパンで目にした重兵器の残骸に関しては、なんとも言えない感情が湧いた。

バンザイグリフ。日本はこの海の先、というかここも日本だった。

慰霊塔に手を合わせる。サイパン島の最北端。水平線が丸い。

世の中がおだやかでありますように。

ビーチで見たエメラルドグリーンの色は無く、日本に最も近い側の海は、深い青色。波が砕ける音が絶えず響いている。荒々しい波音。

ツアー事務所に戻って休憩。ガイドスタッフがデジカメからMACにデータを移している間に、飲み物とポップコーンマシーンから大量のポップコーンをもらう。水分補給、塩分補給だね。

それで、さっき撮ってきた写真のスライドショーをシアターで上映。MACの写真アプリのデータを選ぶと音楽付きムービーになる。

しかし、映ってるもの見るのも、私一人というのが…。グループ旅行だったら盛り上がるのでしょうね。写真データは、ありがとうの気持ちものっけてまるごと買ってきました。

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