マラソン後は、配られていたスポーツドリンクやバナナをむさぼり食い。ゲストハウスへ戻り、妻にLINE入れてからぐっすり2時間熟睡した。寝てスッキリ。サイパンの見どころに行ってみる。

『SAIPAN SANTA LOURDES』聖母マリアの祠。街でタクシーをつかまえて往復を頼んだ。炎天下でなければまだまだ歩けるけど、暑さがしんどい。

左手にある小屋で寄付してキャンドルを灯す。真ん中の井戸はオブジェのようなもので、右手に目立たない井戸がある。数少ないというサイパンの湧き水は冷たくて気持ちよかった。

岩肌、木々の枝、蔦、日陰、木漏れ陽、常夏の太陽の下でもここにだけ清涼感がある。飾りずぎない素朴な祈りの場。

タクシーで街へ戻り、ひまわりスーパーで降ろしてもらったら、運転手も買い物してた。お弁当が充実してた。飲み物を買う小銭程度だとクレジットカードは使えなかった。

なんとなく、お店がどんどん廃業してゆく田舎の風景といった感じ。暑すぎて虫が住めないというウワサは本当かも。蚊は居なかったと思う。

行くところといえば、商店が集まっているところと、変な建物が目印。

中国資本のカジノ・ホテルが建設中。田舎の風景にいきなりこれだけあるので目立つ。向かいの区画は、空き家と空き地。ここを中心に近隣エリアが開発されてゆくのでしょうか?

正面から少し横へ回ると、工事の詰めが雑なのが気になる。

夕方から、マラソンのアフターパーティーがあるので、それまでまだ時間がある。
あれがタポチョ山。

そうだ、昨日ゼッケンを受け取りに行ったアメリカンメモリアルパークにある戦争博物館を見に行こう。

正式名称は『World War 2 Museum』。第二次世界大戦のことと、サイパン島の文化や発展の記録が展示されている。

当然ながら、おだやかな人々の暮らしもあった。

日本だったこの島。現在も近海に戦闘機や戦艦が沈んでいる。野山にも、その残骸はある。エントランスでは映画『硫黄島からの手紙』が流れていた。少ないが、いくつかサイパン周辺の戦争を勉強してからここへ来てよかった。

折り鶴のコーナーで1羽折ってきた。