翌朝、同部屋の社員Fさん再登場。「どこでもついて行くよ」と言うが…。

行き先は人任せで後々文句言うパターンは、絶対ケンカになるからなーと心配しつつ。私が添乗員でお客さんを連れている気分で歩けば、短気にならないかもね。

東南のはずれ、動物園駅から徒歩3分でロープウェイの駅へ。山の斜面をずーっと登るのかと思ったら、山越え谷越えのアップダウンで大迫力。

遠く向こうに101タワー。手前の山に寺院が。なーんか、社員Fさんが目を真っ赤に「花粉症つらすぎる」とブツブツ言ってる。

空猫駅では犬が寝ていた。

わー、屋台村だ。昨日はこういうところ行けなかったし、なんか食べちゃおうかな。

ねこラムネ。

あれ、社員Fさんいないぞ!って探したら、通りに出ていた。
「俺はあのアジア独特の匂いダメだ。あの場所だけはダメだ!」だって。えーっ!

「どこでもいいよ、つきあうよ」と言って付いてきた社員Fさんだったが…。もう別行動でイイですか…という思いをグッと堪えて、どうでもいい売店で杏仁茶を飲む。

ロープウェイ途中下車、指南宮(ヂィナンゴン)駅で、寺院散策。山篭りで修行したのであろう厳しい立地の大寺院。

天界風の回廊。遊園地みたい。

徒歩で坂道を下ると別の宮があり、振り返ると壮観な風景が。

下界も一望。

社員Fさん「俺はもういいよ階段行かないから、一回り見てきなよ」と。来た所に興味なくて、疲れてもう見ないとか、花粉にやられたとか、外国のスパイスの臭いが嫌だとか、大変そう。

街へ戻る。乗り換えの忠孝復興(チョンシャオフ)駅で街へ出て昼ごはん。ロイヤルホストなら臭いも気にならないし文句無いでしょ、ハイハイ。

ここで社員Fさん「俺、ホテルへ戻ってシャワー浴びて休みたい」だってさ。帰りの電車、切符の買い方、道の訪ね方などを丁寧に教え、それではバイバイ。

「ゆっくり休んだ方が良いですよ。私はもうちょっと街を見ていきますので!」