聖ペテロ聖パウロ教会、聖ヨセフ教会、聖マルチン教会、聖フランシスコ教会。

くるっと歩けば聖人分のチャーチに出くわす。

城壁の外の大きな教会へ向かう。こんな風景をよく夢で見るようになった。

道で遊んだら危ない。

寒いので、生ものは外で大丈夫。店員は暖かい小屋を締め切り、おカネを受け取る時には顔の前だけ窓を開ける。

それにひきかえ、屋台パン屋のおばあちゃんは元気だ。

聖母マリア教会。古くて入口から暗く、中に入って目を慣らすのに数分座って待った。

過剰な装飾はみなすすけていて、一番いい雰囲気だった。

聖堂の頭上高くの、右端の方に大変様子の良い像を発見。

マリア像ではなく、修道女の誰かなのだろう。天井は高く薄暗く、照明も当たらないのだけど、かろうじて一枚明るめに写真を撮れた。

城壁外周は、二日くらいかけて回ろうと思っていたのに、早くもクルッと一周してしまった。

クラコフ名物の火吹きドラゴン。

ヴァヴェル城はお楽しみにとっておいて、後日行く事にする。

川の対岸へ行き、遠くから城を眺めてみる。広い河にヴァヴェル城が揺れて映っていた。

橋を渡ると、日本マンガ館と喫茶『琵琶』があった。

クラコフと京都は姉妹都市なんだとか。

ニッポンは好きですか?あっという間に日が暮れてゆく。迷子のように歩いているが、迷ってはいない。