TRAVEL

7/8 イタリア

高台から見下ろすローマ。気分を変えて田舎町へ。

タクシーを拾っていったん遠方へ行き、徐々に帰ってくるアッピア旧街道コース。

観光客の数もまばらで、道中の田園風景もよかった。

物凄く古い街道なのだが、石畳で整備されている。やはりローマ中央部への道は重要だったということ。

「主よ、どこへ行かれるのですか?」クオヴァディス教会。ペテロがキリストと会った場所。

キリスト教迫害時代のカタコンブ(地下教会)などは本物だが、『復活したキリストが残した足跡』等といったいわゆる見せ物は、教会が定着した何世紀も後、信者の為に作り上げたものではなかろうか。

それを信じるものにとっては有り難く、精神浄化の効果も上がるというもの。信じない人にはただのお飾り。

車を持ってる人が、交通安全のお守りを買ってしまうように、こういう「ありがたみ」は、信じたい人たちの力の源、拠り所だ。

ガイコツ寺院。人骨で装飾された内装は撮影禁止。

街へ戻ってきた。

トレビの泉へ肩ごしにコインなんか投げない。

真実の口に手なんか差し込まない。

スペイン広場でジェラートなんか食べない。

栗売りから栗買い栗食い。おいしかった。

ローマの城壁の中、どこを歩いても行き着く場所は教会。

そして、教会の一つ一つに見どころがある。

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