TRAVEL

6/8 チベット・中国(成都)

四日目。5人組でヤムドク湖へ。ゼリーと栄養ドリンクの朝食を取り、車に乗り込む。

きな粉をまぶしたのような山の、曲がりくねった道を走った。

さて、この旅でデジカメを盗まれたのに、紛失したシーンの写真がなぜ手元にあるかというと。外国人は5人組で揃わないと入国できないルールのあるチベット。同じ旅行会社の日程で来ていた方に、後日送って頂いた貴重な写真です。本当にありがとう。

高山病には全く無縁で、朝から晩まで元気だった彼。フリーの時間もガイドさんを誘って、毎日デートに出かけていた。…みるみる恋に落ちていった様子が、微笑ましかった!

起きてから昼にかけては体調が安定するようで、用意したスプレー缶の酸素は使わなかった。

青い湖面に空が映ってさらに青い。あふれかえる羊の群れで、一時的に進めなくなった道路には笑った。

ラサに戻ってお昼ご飯。ヤク肉食っちゃうぞ!

タシレストランは旅行客向けなのでしょうか、チベットで食べようと思っていたご当地メニューがそろっていて、とてもおいしく調理されていました。ネコもいたよ。

アイスを食べながら、ポタラ宮の裏の公園を散歩。

輪になって博打をする人、歌う人。

30代から50代の、働き盛りの大人たちが友だちとキャーキャー遊んでいて、いい風景だなと思った。この帰り、自転車タクシーをひろっているところでスリにあったのだ。

市外通話ができないだって?!成都に降りるまで保険会社に連絡はとれない。焦りと動揺。スプレー缶の酸素をシューシュー吸いながら必死に次の行動を考える。

李さんへ電話すると「警察に行っても無駄。なぜなら、今日ラサで盗んで、3日後には香港で売られている闇ルートがある」という。

ホテルへ来てもらい事故証明を書いてもらった後、「元気になったみたいですね」と言われた。「な、なに?」でも、非常事態の興奮状態で、今までより元気が出ていたのは確かだった。

憂さ晴らしに、ホテル隣の百貨店のイートインで、アイス、チキン、コーラなどを口に入れ落ち着く。デジカメ売り場をうろうろして、衝動買いしそうになる。

李さんの助言「変なカメラを買うと、日本で現像できないです。コダが良いです。コダが」ということで、Kodakのインスタントカメラ入手!大変おせわになりました。

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