観光ガイド、ブルガンさんと車で出発。内容は交渉して遺跡の見学と、色々くっつけてみた。

ウランバートルの南へずーっと走り、田舎町を抜けさらに。自然公園で車を降り歩いてすすむ。

マンズシール?マンズシル?テレルジの観光コースとどちらか迷ったけど、検索しても、あまり情報が無い方を選んでみた。

素朴な石積みの博物館。動物たちの剥製がワイルド。雪豹やワシ、オオカミ、そして巨大リスのタルバガン。

森から響いてくる鳥の声と小川のせせらぎに心躍る。岩の間から山羊がぞろぞろとコチラへ向かってくる。動物のさざなみだ!妙な興奮!このシーン、このサウンドで、モンゴル来てよかったとグッと来た。

澄み切った空気に、360度全方向から鳥の声。

山の中腹に寺院、崖肌に無数の洞穴を発見。修行用らしい。

様式はチベット密教。

私たちが来たので、鍵を開けてくれた。

色彩が復元されている天井や壁画。木の階段、2階へあがって。

文殊菩薩(もんじゅぼさつ)。チベット以来の再会。手にも足にも目がある。

祭事で使う伝統的な頭蓋骨の盃。

寺の鍵を開けてくれた少女が、仏像や仏具のレプリカを並べたお土産品のコーナーで、私たちを待っていた。

ありがとうご苦労様の気持ちを込め、モンゴル靴のキーホルダーを買う。復元されてない、風化した遺跡は独特の迫力ある。

歩きながらブルガンさんから、モンゴルの習慣、歴史のこと、自然のこと、若者のこと、色々話しを聞けた。その間中ずーっとBGMとしてせせらぎの音。遠い木立から鳥の声、岩場の向こうから山羊の声。耳に染み入る。ここに寺院が建てられた歴史に思いを馳せつつ。

後からやってきた子どもたちのグループ。追い越し、追い越され、遊びながら走ってた。