中国は広い。その中でも長城と故宮を見るとなると、行先は北京。

手頃なツアーを見つけてから一ヶ月。はなさんはパスポート取りに行ったり、私は旅行会社に無理言って融通きかせてもらったり、出発まであたふたしていて楽しかった。

万里の長城。首都北京から北西に移動したあたり。

月から見える唯一の人間の作った物。実際に立ってみると上り下りが激しい。公園の滑り台を登っているくらいの急勾配もある。

ボーイスカウトの様な格好をした子どもたちが溢れていた。遠足の定番コースとかで、夏の間は連日、小学生でいっぱいになるそうだ。

高いというか尖った山が多く、向こうを見ても山々山。どんな地形になっているのか、麓が見えないほど遠くまで山でした。

ツアーのお約束で度々おみやげ屋へ寄らねばならない。

頂上の出入りの多い道筋に、お寺やオブジェがあるのだけど、これは観光客が掛け軸やポストカードを買うための売店につながっている。

中国のお寺だけど、向かって右の表記は満州語らしい。

古い建物の維持、修復にあまりこだわりがないのか、壁や柱が新しく増築したように見えてしまうのが残念に思えた。

くるくる回るテーブルで、中華料理を食べた。

テーブルを回転させて、大皿料理を自分で取り分けて食べるのだけど、一人お店の娘がいて、空いた皿にどんどんチャーハンをよそってきて、わんこ炒飯状態になったので食べ続けた。

その店員さんは、よそるちゃんと名付け、末永く語り付くことになった。