最終日もメトロ1日券を活用しまくり。オペラ座周辺でお菓子を買ってからソルボンヌへ。まだ行っていないエリアを選んでみた。

クリュニー中世美術館は考えに無かったけど、簡単に行ける場所だったので、せっかくなので『貴婦人と一角獣』のタピスリーを家人に見せたい。

私はガンダムUCの影響で、東京の新国立美術館でも見ていたが、このミステリー感がすごい。

そして、5枚組といわれている作品の他にも、ストーリー性のあるユニコーンの姿を発見できた。

各展示ルームが、木、大理石、古い石壁などで空間の表情が変化して、美術館自体がとてもよかった。

移動。サン・シュルピス教会で、聖骸布のレプリカ展示。大きな教会だった。

店内にも小鳥が入ってくるパニーニ屋さん。トイレの電子ロックを開けるには、レシートに印字されているパスコードが必要。

通り道の古いサンジェルマンデプレ教会に寄る。地下鉄でオデオンからモットピケットへ。

初日に見たエッフェル塔の反対側に出る。塔まではまっすぐの公園を歩く。

さて、あちこち移動して疲れてきた娘の文句が止まらない。「疲れた」以外の表現として子どもが思いつく限りの言葉「こんなとこ来たくなかった」とか、よくもまぁ。グチをずーっと聞きながらエッフェル塔の下を通過。

元気が戻るように長めの休憩を取る。

またまたメトロで移動しセーヌ川のオルセー美術館沿いを散歩。娘が「昨日の公園へ行きたい」と、少しヤル気を見せたのでロワイヤル橋を渡る。橋から船や空の写真など撮っていた。

夕焼けになりつつある空。ルーブル美術館前の芝生で、冷たいミネラルウォーターを飲んでからコンコルドー広場へ。

私と妻はエジプトで、このオベリスクと交換にフランスが贈った時計塔を見ている。その両方を見れるとは思っても見なかった。オベリスクを見た瞬間に思い出してビックリした。

タクシーを拾って空港へ行く前に、「キーホルダーでも買おうか?」と誘ったが、もう買い物でも娘の機嫌が良くなることはなく完全に飽きている様子。何か思い出に残っただろうか。いつか、行った場所や見たものの点が線で繋がれて、毎日を深いものに変えてくれる時が…娘にも来るでしょうか。

いろんな種類の雲のことを夏休みの自由研究にしたようです。