TRAVEL

4/8 フランス

教会までは急坂。学者先生は、勝手知ったる我が家といった様子で抜け道を通る。幅50cmも無い家と家の間の階段を登ってゆく。

急な階段を登ると、さっき居たところに生えていた木の枝の上の高さの道を歩いている。鳥のさえずりが近く聞こえる。

時々、居住地区やお墓などの広い場所に出つつ、上を目指す。

他に高いものがないので、雷がよく落ちた。2つの塔のうち1つが壊れたままの教会。

建物の中、みんな通り過ぎる一角に、岩肌の出ている場所があり、そこがモン・サン・ミッシェルを成す巨大岩の頂上だという。学者先生は、そこに娘を立たせて説明してくれた。

響く聖堂では、賛美歌を歌ってくれた。

空中庭園と呼ぶにふさわしい。

ご一緒にホタテはいかがですか?ホタテは豊かの象徴アイコン。

娘、お土産屋でイキイキする。レジに並んでる時、黄色い服の一人旅の女性が、娘に「いい思い出ができてよかったね」と話しかけてくれた。今回は大好きなシャンパンを旅のテーマに、フランスを周遊するらしい。

雑談が転がり遠藤周作がフランスのリヨンに留学していた話をすると。彼女は、小説『海と毒薬』の舞台となった福岡の病院で10年間働いていたのだという。

帰りもバス3時間。ドライブインのゴミ箱がゴツい。テロリストが爆発物を入れていっても蓋以外飛び散らない頑丈なやつ。

パリに戻ると夕暮れ。コンコルド広場の観覧車のネオンがキレイだった。バス降りてドライバーさんにチップ。

帰りもメトロ使わずにホテルへ向けて歩いてたら、チュイルリー公園に移動遊園地。夏の間だけやってるんだって。

ボールかご入れとか、デジタルカウントを100で止めるような電子ゲームの他、小さいけど絶叫マシン系の水上コースターやバイキングもあった。

回転ブランコ AIR SWING から、ライトアップでオレンジに光るエッフェル塔を見た。妻が1日をふり返って興奮していたのを見て、行きたいところへ行ってきた実感を噛みしめた。

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