長距離バスでミュンヘンに到着。
ホテルの部屋に入ったら、テレビのスイッチが勝手に入って『Well Come ! Mr.～』と自分の名前が表示されてびっくりした。
ここは、大都会。人通りも多い。
夜なのにそこらじゅうキラキラ。
よろこんでいます。
4年前にドイツ人と結婚した友だちから届いた手紙に「ドイツでは市役所の前で結婚式をあげる」とあって、杉並区役所の駐車場みたいな殺風景な場所で、よくやるなぁと思っていたけど、やっとわかりました。
役所の前には必ず教会があり、飾り時計と鐘の音が祝福する。
賑やかで大きな広場に人が集まる。街を歩く人が必ず通る場所。みな笑顔ですれ違う。これ以上の祝祭の場所は無いのです。
夜のキラキラした光は、冬の暖かさに似て、とてもピースフルだった。
鐘の音と同時に雪が降って来た。音と光と人と時間と自然と、こんな瞬間てあるのだなぁ。
何が起きたという訳では無いが、その場所はとても感激的だった。「私のために雪が降った」とか、そんな感じ。なんでも無い気持ちなのに、なんだか興奮している。
変な列にまぎれて宮殿に忍び込んでみたりした。遊び疲れて、食い倒れて。
ありがとう、さよならミュンヘン。