昨日の大箱の並びにある小箱のクラブ神風。

社員のクラブ班が盛り上がっていた。ワーイと顔を出し、適当なところで離脱。

英語でしゃべらナイト。ほほぅ、それは、君の歌だね。

手品ショップの女の子の胸には東京と書いてあった。

免税店なんか見えなくなるくらい繁華街から離れたところで、場末感あふれるDJバーを発見。

店員さんはユニフォーム着ていて、ちゃんとした店なんだけど、客とすごいふざけてるし、しゃべれる感じのいいムード。

東洋人ひとりも居ないのでUSAフィーリングを味わう。カウンターのメンズと話してたら、お酒をおごられ、何もかも忘れ上機嫌な時間。

このあと、なんだかんだ悪ふざけしながら遊んでもらいまして。

タトゥーに刻まれた二人の日本女性の名前に関わるシリアスな悩みを聴いたのだが、笑い話しってことで右から左へ受け流す。

仕事を忘れて夜を満喫。夜明け前に帰ってきた。

ちょっと待てば日の出を拝めるのかも。グアムに来て初めて海へ降りてみようと思った。

真っ暗闇だ。真っ黒な海で、月と一対一で過ごす。波の音だけ。

真夜中の太陽みたいな強烈な明かりが一筋に、波に反射する。西の空だから日の出は見れないのか。しかし、沈まない月と、夜明け前の薄明かり。全く予期しなかった幻想的な風景に包まれた。

ガイドブックにあったのは青い空と太陽の海で、こんな風景見たことない。月の夜明け。太陽は背に登ってくる。

まさに月の夜明けだ。この神秘的な光景へ辿り着くまでの偶然と、いくつかの分岐点を振り返る。ある苦境から、もっと楽しさを求めて行動し、掴み得た。
乳白色に明けた空は、見慣れた青い空へ戻ってゆく。

日常の隙間に、奇跡の風景があるということだ。連れてこられた青い海はキレイだった。でも、奇跡の風景には、いつも自分で会いに行くんだ。