キャンディ。大きな市場、刑務所、湖、お寺が山間に凝縮した楽し気な街。

山からは湖越しにキャンディを一望できる。金色の仏歯寺が見えた。

民族舞踏を見にゆけば、その国の音楽も聴けるんですよ。

ソプラノサックスみたいなラッパがプープーと、バチで叩く太鼓が賑やかなリズム主体の音楽。最後にお祈りがあり、終りと思ったらファイアーパフォーマンスが始まった。

油をまいて焼けた石の上をダンスで渡る。渡り切ったら、また油を注ぎ、その度ごとに周囲に熱気が膨らむ。見ている顔に吹き付ける熱風を、おもわず避けるくらい燃えている。

キャンディ湖のほとり、夕方の仏歯寺。

早朝、午前、そして夕方の一日に三回、仏陀の歯を祭った部屋の扉が開き、参拝する事ができる。

細い鉢で打ち鳴らされている太鼓が境内に響く。天井に火の鳥が描かれていた。

仏陀の歯の部屋。

たくさんの参拝者が訪れる中、一般の葬式も行われていた。

中庭ような場所で、蝋燭に火を灯し夕涼み。

ここにはいつまでも居たかった。但し、お寺の中側なので裸足。砂利道を歩くのは痛かった。

聖地だけあって、後付けの装飾は大規模で荘厳。

しかし、ここの入口でも近年、爆弾テロがあったという。

涼しくなった夜。良い雰囲気なので、周辺の寺を歩いて回る。

「ジャパンから来た、なんとかかんとかー」と、私たちの為に特別にお祈りしてもらった古い寺。参拝客にまざって供物をわけてもらった小さい寺。

両手を合わせていたり、両手に直にごはんをもらったりで写真を撮りそびれた。