ガウディ通りのグリルチキン屋でランチのあと、午後のツアーの集合場所まで歩く。

ちょっと遠回りで元闘牛場のラ・モニュメンタルを見たり、アイス屋で買い食いしつつ、朝の集合場所でもあった凱旋門を目指して歩く。

途中で気になったジャパニーズコミックショップへ入ってみると、マジンガーZがいた。

グレンダイザー、ドラゴンボール、アラレちゃんなど。他にもリアルタイムで人気のコミックスも広くそろっていて、近所にはフィギュアだけを取り扱うMANGAショップもあった。

1日ツアー午後の部。バス移動でグエル公園へ。

公園というか、石造りの文明の遺跡を見ている気分。ゴツゴツした石を使い、石垣もピッタリさせない。つるつるさせない。日本人には無いセンス。

そして、一階層下には、モザイクタイルの世界が。自然の曲線のようで、全部計画設計された世界。タイルを砕いてモザイクとして使うときも、凸曲面と凹曲面を交互にするなど、細部まで考えつくされている。

モザイクタイルの一つに至るまで手触りが良い。

家人がおみやげショップをじっくり見ている間に、もう一週ぐるっと見て回った。

カサバトリョへバスで移動。カサバトリョ柄のカバーに覆われて外装の修復中。アーモンドの花のモザイクタイル柄。そういえば、街でたまに見た桜っぽい花はアーモンドの木だったのか。

中に入るとタブレット端末とイヤホンを受け取る。ガウディの設計意図の細部を音声ガイドとAR展示で体感できる。

「このような絨毯が敷いてあった」とか「窓のモチーフは魚」とか、カメラをかざすと見える。

サッシを汎用にして窓の大きさを均等にするような低コストのつくりでなく、採光窓として上階より下階の窓を大きくしたり、印象機能重視として最良のデザイン設計がされている。

時間をかけ解説を聞き、屋上までゆっくり上がったところでツアーは終了。解散となった。
日本語ガイドのツアーが1日でもあると、子どもの好奇心も満たせて、とてもよかった。

街角にフリーピアノがあって、人だかりができていた。

UDON BARでカレーうどんと呼ばれている、サッポロ一番のスープ味の麺を食べた。カレーでもうどんでも無いような。餃子は皮が粉っぽくねっとりしていた。