レモン柄のタイルが気になって見てたら地中海レストランのテラス席だった。

パエリアを食べた。レモンのタイル、レモンのランチョンマット、レモンの皿。レモン入りの氷お冷。飲み物、すっぱいファンタレモン。

後日、いろいろ食べてから気づいたスペイン料理のこと。エビうまい、イカうまい、貝うまい、それぞれうまい。だが料理となると、なにか物足りない。ダシが効いていないのでは?昆布やかつおだしの素を振りたい。

ショッピングモールへ行くのをやめて、ロープウェイを目指して歩いたら砂浜があった。泳いでいる人も、ダウンを着てる人も居る。日差しは強いが肌寒い。

ロープウェイは券を買うまで20分待ちくらいだった。エレベーターで乗り場まで上がる。

港を飛び越え、モンジュイックの丘まで悠々と空中散歩。けっこう高い丘の上まで、自力で登ったら息が切れるのでこれはいい。

娘が「美術館が見たい」というので、カタルーニャ美術館まで歩こうとしたが、途中にあるミロ美術館の前に居た宇宙人みたいなオブジェが面白いので、そこに入る。

ミロ美術館。白い部屋に奇妙な造形物が続く、おもしろい適当な作風。屋上展示まであって、ちょうどいいコースだった。後日、バルセロナの街の中でミロの仕事を見ることになる。

その後、カタルーニャ美術館も行こうとすると、娘が「もう帰ろう」と言い出したので、「帰りの道はこっちかなー」とルートをこっそり遠回りしてのカタルーニャ美術館方面へ。

もう閉館近い時間だったので中には入らず。美術館前の大きな階段には、夕日を見るためか、噴水ショーを見るためのか、ちょうど美術館から出てきた人たちなのか、大勢の人が階段に座ってた。

モンジュイックの丘から階段を降りて、エスパーニャ広場へ。

広場の近くにコロッセオの建物を改築したショッピングモールを見つけた。「はい、帰るよー」と誘導しつつ。娘は帰りたいのではなく、ゆっくり座って甘いものでも食べれば復活するはず。

ラス・アレナス・ショッピングモールで、ドーナツ屋で休憩したあとショップ巡り。娘は本屋でスペイン語の日本のコミックスなどをゆっくり買い物。

ショッピングモールの屋上へ出るともう夜。円周コースを歩く。歩いてきた方向を見ると、カタルーニャ美術館前の噴水ショーが見えた。

ホテルまでの歩く道、グランビア大通りのスーパーでお寿司とサラダを買って帰った。寿司のお米はねっとりしていた。