サイパンマラソン2020の体験談です。私は5時に起きて会場へ。5時30分ハーフマラソンスタートの瞬間をゲート前で見学。その後、5時45分の10kmラン出発までゆっくり準備運動。

フルマラソンは4時30分にスタートだけど、3時頃から起床してバナナ食べたり体を温めたりしてコンディション整えているんだって。

ゼッケンの正しい位置が分からない。胸につけている人、お腹につけている人、短パンの前。背中の人も少数居た。走る時にゴワゴワするからでしょうか。

目立つウェアでコメントを収録している動画配信グループも居て楽しいテンションが漂っていた。10kmランはガチ勢よりも「ちょっと頑張っちゃう!SNSもアップしちゃう」という明るいノリの人が多かった気がする。

地元の学生とグループで参加している韓国の方が多い印象。スタートが近づき、英語のアナウンスが入る。

スタートの集団につられてダッシュ。すごく走ったと思ったのにまだ2.5kmでひとつめの給水所。水入りのスポンジを頭で絞ると冷たくてよい。助かる。コップのゲータレードはむせたので以後、水にする。

ネックスピーカーで音楽を流して走っている人が居て、ペースが合ったので音楽聴きつつ走る。一旦追い抜くと、後ろから迫ってくるのが音楽で分かった。やがて聞こえなくなった。

折り返し地点で一安心。息があがったり、足や脇腹が痛くなることはなかった。

給水所でゆるキャラの準備をしている人を発見。写真を撮りたいので、サイパンダのセッティングを待つ。復路終盤に車から出てくるなんて遅い、遅いよ。朝寝坊かよ。

時間ロスしたけど、ここで会えてよかった。他の場所で生きたサイパンダくんを見かけることは無かった。

ラストの直線少し手前で、ポンポンを振って応援する人が居た。予期せぬ感情。誰かに応援してもらうのって、本当に体に力が湧くものなんですね!

角曲がって、ゴールの直線がまた長く感じた。前後に競っている人もおらず、私のためにゴールテープをやってくれたので、両手を上げてゴールした。ありがとうございます。

フィニッシュ後すぐに、参加Tシャツ、完走メダル、完走証を受け取れる。完走証は、ゼッケンの電子タグに連動していて自分のタイムがプリントされていた。

サインボードに参加者の国と名前の一覧があって、そこで自分の名前を確認しつつ、メダルを掲げ記念撮影。順番待ちの人たちでスマホを渡し合って撮り合う優しい世界。

人生初、スポーツしてメダルをゲット。私のチャレンジも終わりました。
もう二度と走りませーん!