TRAVEL

4/8 ポーランド

オシフェンチウムには、現地旅行会社のバスツアーで行きました。

アウシュビッツ強制収容所博物館の入口。

辺り一帯はかつて巨大な殺戮施設であった。

「働けば、自由になれる」の看板。はたして働いて自由になれたかどうかは、歴史資料を参照されたし。

高圧電流の有刺鉄線。

平屋でつくられた宿舎は、収容された者たちの労働力を使い、3階建て地下1階に改装され収容人数を増した。

銃殺所。離れた場所ではなく、宿舎と宿舎の間。

窓からは命が消されてゆくその様子がまる見えであったろうし、銃声は辺り中に轟音で聞こえていた事だろう。

門を出て、右へ少し歩くとガス室がある。

殺風景な平屋の建物にレンガの煙突が見える。

続きの部屋は焼却炉だった。

ガス室の裏手には、一人用の絞首刑台。

瞬時に大量に人を殺す施設がありながら、ここで特別に、一人を殺すという見せしめ。

私が立った場所にも、絞首刑の目撃者が立っていたはず。

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