TRAVEL

3/8 シンガポール

インド人街。まず、商店の前を通ったらスパイスの匂いがした。

いよいよ海外に来たんだなーという実感。日本には無い、懐かしい匂い。

インド音楽も鳴っている。

ありがたげなお経の低い声がよく響く。

2歳児の感想。「お人形いっぱいいるねー」ピンクの神様がお気に入りらしい。

私は冗談半分に、先に死んだらガンジス川に散骨してほしいと伝えている。死んだ人を焼くのは日本の法律だから、従って灰にはなりましょう。

残された人の気分を整理するモノがお墓とか仏壇だとしたら、そんなモノで思い煩うよりも、インドへの散骨の旅程で心情の整理をしてほしいと思って。その役が妻になるか娘になるか、先に死ねるかどうかも分からないけど。「私が消えた後は頼む、インド」的な気持ちがぼんやりとあるのでした。

日本の東京のにぎやかな街の“普通の日々”など、広い世界では全く普通ではないのだと、いつも頭のどこかに置いて欲しい。

もうちょっと歩いたインド人街のはずれにゆるい感じの中国のお寺発見。

おもしろい顔をした虎におびえる娘。そして、中には電飾ピカー!微妙なタッチの大仏!漫画みたいだが、しかし…形でなく、祈る気持ちこそが祈りです。

本当にこんな絵柄でいいのでしょうか?

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